老人ホームに入ると幸せ？長生きはできる？

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老人ホームに家族を入れたい人にとって老人ホームでの生活や暮らしって気になりますよね？
また健康状態はどのように気を使ってるのか？退屈じゃないのか？など気にしてる入居者やご家族の方は多いと思います。

そこで老人ホームに入るメリットを介護士さんに聞いてみました。

実は筆者も先日祖母が老人ホームに入ってちょうど半年になりましたがほぼ同じ意見でした。
家族としてイベントやレクリエーションを楽しんでる祖母をみるのはやはりうれしいものです。

また個人的に思ったのですが老人ホームの場合気温がいつ行っても適温です。

実は高齢者の介護をしてて感じることですが温度変化ってものすごく体に負担をかけてしまうんです。
なのでそういう意味でも老人ホームに入るメリットは大きいのでは？と思います。

老人ホームって実際どんなところ？

Ｑ：母が老人ホームに入ることを拒んでいます、おそらく良い印象がないからくるものだと思いますが、
老人ホームに入るメリットや老人ホームの良さについて教えてください。

・レクリエーションの力は非常に大きい

Ａ：確かに老人ホームへの悪いイメージを持っている人はたくさんいますが、メリットも存在します。

老人ホームでは様々なレクリエーションが用意されていますし、季節に合わせて外出することもできますので、楽しい老後を送れる可能性が高いです。

完全に他の人と接点を持ちたくないと考えている人もいるのですが、人間は孤立してしまうとネガティブな思考を持ってしまうようになりますので、最初は努力が必要ですが集団生活を行うというのは生活に刺激を与えます。

実際に老人ホームに入ってから友達が出来て毎日が楽しいという人も多くいますので、老人ホームに入るメリットはあります。

トラブルが起きてしまった場合の事も考えているのかもしれませんが、介護のプロであるヘルパーや施設のケアマネジャーが対応してくれますので、自宅でトラブルを起こしてしまうよりも、解決しやすくなります。

・バランスのとれた食生活で健康に

老人ホームのメリットとして、バランスが取れた健康的な食生活を維持することが可能になります。

在宅介護では自分の好きなものを食べれるとはいえ、バランスのとれた健康的な食生活は送れない場合が多いです。

老人ホームでは栄養士がしっかりと献立を考えていますし、味つけもとても良い施設が多いです。

どれぐらいの金額レベルの施設に入るかによっても異なりますが、高級な老人ホームではレストランのような食事をする事も可能です。

・家族だけのメリットを強調しない

お母様が老人ホームに入ることを拒んでいるということで、何としてでも施設に預けたいと努力しているところだと思いますが、自分たちのメリットのためにそうしていると思わせないことがポイントです。

介護者側のメリットも多いのですが、お母様自身のためにもメリットがありますので、レクリエーションの楽しさや食生活の重要性について優しく説明してあげましょう。

寂しさが原因となっている場合もありますので、施設に入ったとしても一緒に時を過ごす機会はたくさんあるということも説明してあげると安心するでしょう。

老人ホームへの負のイメージだけではなく、家族から見放されるのではないかというと寂しさも拒否の理由になっている場合が多いです。

老人ホームは健康で長生きできる？

Q:母を老人ホームに入居させる予定です。
気になるのは老人ホームでの実際の暮らしです。
いままで普通に生活（多少ぼけてますが）してた人がホームに入るとどうなるのか気になります。
見た感じはほのぼのしていますが、毎日やることもなく入居者自身は幸せなんでしょうか？

また老人ホームは長生きできるのでしょうか？

A:老人ホームの実際の暮らしは、レクリエーションやイベントなどもありますので、楽しんでいる人がほとんどです。

・環境の変化により体調に影響が及ぶ場合もある

全ての人に起きる事ではありませんが、やはりご自宅での生活からホームに入る事で、最初は混乱してしまい、眠れなかったり体調に大きな影響を及ぼす場合があります。

多少認知症も入っているということですから、老人ホームに入所したという現実が受け入れられない場合もあります。

その施設でショートステイが可能であれば、少しずつ環境に対応できるように工夫してあげることもできます。

・どのように暮らすかによって幸せ度は変わる

老人ホームに入っている人たちの多くは、幸せな老後を送っていると感じています。

しかし、一方で周りの人とのトラブルや家族と会えないさみしさに悩まされる場合もあります。

ですから、できる限り面会に行ったり、趣味を作るよう手伝ってあげるなど、ホームに任せきりにしないということがポイントです。

趣味や生きがいを持つことで長生きするというデータもありますので、同じ老人ホームに入っていたとしても、その人の気持ちの持ちようで大きな変化が生じるのかもしれません。

在宅と比べて老人ホームの方が長生きするというデータがあるわけではありませんし、正確に調べることはできませんが、もしも単調な毎日が苦痛に感じる性格なのであれば、老人ホームを選ぶ際に、イベントの宣伝をたくさんしている施設に注目することができます。

自由に趣味の活動ができるように工夫をしている老人ホームもありますので、在宅よりも老人ホームに入った方が家族に遠慮しないで生き生きとする場合もあります。

・まとめとして

在宅と老人ホームでの生活を単純に比較することは出来ないのですが、家族のサポートの仕方や、ご本人の性格によってどちらが幸せか決まってくるでしょう。

さらには老人ホームのサポート体制やイベントの内容などによっても、変化してきます。

全体的に老人ホームの生活がのんびりとしている印象はありますが、色々な趣味を見つけて楽しく暮らしている人も多いので、新たな友人と楽しい生活を送れる可能性もあります。
また老人ホームの選び方も大事です。

前述のようなレクリエーションやイベントに力を入れてるか？入居者は楽しそうか？などなどいろんな視点から見ていくといいですね。